羽の情報便36   主な国税の納期限

税金の納税にはさまざまな方法があるのをご存知ですか?
  
■振替納税
 
申告所得税と個人事業者の消費税および地方消費税については、振替納税が利用できます。
あらかじめ、納期限までに預貯金先の金融機関または税務署に口座振替依頼書を提出します。
 
・口座振替依頼書は、国税庁のホームページからもダウンロードできます。
 また、金融機関や税務署にも用紙が準備されています。
 
・振替納税は税目ごとに手続きが必要ですのでご注意ください。
 
・一度手続きを行うと、同一税目については、次回以降も振替納税となります。
 
・確定申告分の振替納税は、申告時期までに申告書を提出した場合に限り利用できます。    
 
■現金納付

1)金融機関または所轄の税務署で納付する場合
現金に納付書を添えて、金融機関または所轄の税務署の納税窓口で納付します。
 
2)コンビニで納付する場合
コンビ二納付には、バーコード付納付書が必要です。現金にバーコード付納付書を添えてコンビ二で納付します。
バーコード付納付書は、納付金額が
30万円以下で、一定の場合に所轄の税務署から発行されます。
 
・申告書の提出後に税務署から納付書の送付や納税通知書のお知らせはありません。
 
・納付書は、源泉所得税とその他の税目(一般用)では、様式が違います。
 
延納・物納
 
相続税や贈与税には、期限までに金額を金銭納付が困難かつ一定の要件を満たす場合の「延納制度」があります。
更に相続税は、延納によっても金銭納付が困難でかつ一定の要件を満たす場合の「物納制度」もあります。
 
■還付金の受取方法
 
確定申告書に本人名義の預貯金口座を記入します。指定した金融機関の預貯金口座に還付金が直接振り込まれます。
振込み先に指定できる口座は、銀行、信用金庫、労働金庫、農協、漁協、ゆうちょ銀行です。
インターネット銀行については、特定の銀行を除いて利用できません。
その他、ゆうちょ銀行各店舗または郵便局の窓口での受け取り方法もあります。
 


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